【Interview】「JØTUL F 373」デザイナーAnna Oren氏に聞く

2017年04月11日

JØTUL(ヨツール)オリジナルの機能的なデザインに、ふとした遊び心をプラスした「JØTUL F 373」。プロダクトデザインを手がけたAnna Oren氏に、製品の特徴や魅力、デザイン面でのこだわりなどを伺いました。

 

F373_BP_Int_02__display_hr

 

──どのような点に触発されて、「JØTUL F 373」のような特徴的な製品をデザインしたのですか? その意図するところは何なのでしょうか。

 

F 373をデザインする上でもっとも強くインスピレーションを働かせたのは、エレガントさやモダン感、そして今日の縦型ストーブとは一線を画するデザインを創造することでした。

 

そこで私たちは鋳物ストーブでしか表現できないデザインに焦点を合わせ、見た目にも美しく、機能性の高さにこだわりを持って製作を進めていきました。また、各パーツが組み立てられるフレキシブルな製品に仕上げるなど、私たちにしか生み出せない“遊び心”も加えています。

 

F373_BP_Int3__display_hr

 

──世界的なデザインアウォード「レッドドットデザイン賞」で「ベスト・オブ・ザ・ベスト」に選ばれました。

 

この賞はほんのわずかな企業しか選ばれないとても名誉ある賞です。私たちが信じてきたデザインが、工業的な価値として正しかったことを証明しています。そして、これから手がけていくデザインに、多大なインスピレーションを与えることになるでしょう。

 

──これからはどんな課題に取り組まなければならないと思いますか?

 

デザイナーが直面しなければならないもっとも大きな挑戦は、地球環境を守ることです。私たちはデザインの美しさだけでなく、どのような材料を使っているのか、そしてまたどのような方法で作られているかについて知識を持っていなければなりません。残念ながら社会にはそういった配慮がされていない製品があふれているように感じます。デザイナーとして、その点を強く意識していく責任があると思っています。

 

F373_GP_Prod_angle_4__display_hr

F373_GP_Prod_angle_5__display_hr

 

──市場競争の中でデザインの力がどのような影響を持つとお考えですか? また、デザイナーとしての今後の抱負をお聞かせください。

 

これからはデザインが持つ意味や意義がより重要になってくるでしょう。これは今日の市場において、デザインのみが唯一、競争力で有利な立場を作れることを意味しています。デザインがプロダクトに付加する「ストーリー」がユーザーとの接点となり、ユーザーはその“つながり”をきっかけに製品を購入するのだと思います。これからも私たちがより生活しやすく、世界が幸せになるような物を作り続けていきたいですね。

 

F_373_WHE_int01__display_hr

 

Anna_designer_v3

▲Anna Oren氏

 

 

お問い合わせ

株式会社トコナメエプコス

http://jotul.co.jp

 

・恵比寿ショールーム

東京都渋谷区東3-22-8 サワダビル7F

03-6418-4822

 

・つくばショールーム

茨城県土浦市卸町2-5-25

029-841-5147

 

※株式会社トコナメエプコスは、2017年4月1日より「株式会社メイク」に社名変更します。