ノルウェーの玄関口「オスロ」をご紹介

2016年07月14日

オスロ・ガーデモエン空港から高速列車フリートーゲで約20分乗ると、オスロ中央駅に到着します。クラシカルとモダンが融合する街並み、柔和な人々、質の高いコーヒーのアロマ……。それらはおしつけがましくなく、私たちの心のリズムを穏やかにしてくれます。

 
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Photo_Shin Kimura[HERITIER]
 

オスロが奏でる
穏和な旋律

 

街と自然がとなり合わせ

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南方にフィヨルド、そして三方が山に囲まれているオスロは、世界の首都の中でも思わずほっと和んでしまう都市の一つ。ブティックが並ぶストリートから峰が見える景色は、ノルウェーの自然の豊かさを象徴しているかのようです。
 

現代建築とクラシカルが
同居するのどかな風景

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建物の上に記された「1666」や「1920」といった数字は、建物が建てられた西暦。そんなクラシカルな街並みから少し離れたところには、2007年に完成した近代的なオペラハウスも。この今と昔が混在するのがオスロならではですね。
 

ストリートアート巡りをするなら
グリューネルロッカへ

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オスロの再開発地区であるグリューネルロッカは、個性的な美大生やファッションデザイナーなどが集う街です。目を引く彫刻やカラフルなペイント、はたまた巨大なシャンデリアがぶら下がっていたり。小腹がすいたら、ノルウェー産の食材を使ったデリやカフェが連なる食市場「マートハーレン・オスロ」へどうぞ。
 

ピカチュウも!?
オスロで見つけた日本文化

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ワンボックスカーのロゴをよく見ると“SUSHI PRODUK-TER”の文字。そう、オスロでブームなのが日本の寿司。スーパーでは簡単に作れるキットも販売中。ピカチュウの着ぐるみをまとったコスプレ女子もいました!
 

マウンテンバイク通勤が多い理由

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朝、散歩をしていて気づいたのが自転車通勤率の高さ。ノルウェー人は、住居と勤務先が近い人が多く、坂が多いオスロにはマウンテンバイクが一番なのだとか。シェアサイクルも、地元の人々が使っている様子をよく見かけました。
 
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森百合子がナビする
オスロの楽しみ方

 

オスロの旅はコーヒーでスタート!

 オスロはコーヒーの街です。いま北欧ではコーヒーシーンが盛り上がっていて、オスロはそのリーダー的存在。エスプレッソバーの先駆けとなった「Java」をはじめ「Tim Wendelboe」や「Fuglen」「Supreme Roastworks」など外せない店が何軒もあります。特に朝の「Java」は気持ちがいい。目の前には公園があって、コーヒーをテイクアウトして散策するのもいいですね。
 コーヒーショップは北欧らしいインテリアやデザインに気軽に触れられる場所としてもおすすめです。ノルウェーはパンもおいしくて、「Apent Bakeri」のシナモンロールやスクールブレッドと呼ばれるおやつパンは必ず食べる味です。
 また、古い木造の家が残るカンペンは大好きなエリア。ピンクや黄色い壁の可愛い家が立ち並び、静かな住宅街を歩いているとタイムスリップした気分に。近くにはおいしいワッフルを出すオーガニックカフェもあります。
 ノルウェー人はスウェーデンやデンマークに比べると素朴で、無愛想だけれど親切な人が多いですね。地図を見ていると「迷ってるの?」と声をかけてくれたり、スウェーデンで参加したダンスイベントでトラブルが起きて困っていたときに助けてくれたのもノルウェー人でした。取材で訪ねたコーヒー業界の人達も本当に親身になってくれて、今も仲良くしています。
 フェリーですぐ島に行けたり、地下鉄で湖に行けたりと街と自然が近いのもオスロの良いところ。次回は夏に、地元の友人たちが口を揃えてすすめるグレスホルメン島でのんびり過ごしてみたいですね 。
 
森百合子(もり ゆりこ)
コピーライター/北欧BOOK代表。著書に『北欧のおいしい話』『コーヒーとパン好きのための北欧ガイド』(スペースシャワーネットワーク)など。
オスロの街歩きとノルウェーの魅力を伝える新刊『3日でまわる北欧 in オスロ』が好評発売中。
http://hokuobook.com