仕事、子育て、そして学業 多様性とともに、ノルウェーに暮らす

2016年07月14日

ノルウェー企業を多角的にサポートするイノベーション・ノルウェー。今回はオスロ本部にお勤めの日本人スタッフに、ノルウェーでの働き方や子育て事情、暮らしの多様性についてお話を伺いました。

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左:片山あゆみさん
右:浅田昌永さん
Photo_Shin Kimura [HERITIER]

 

──お二人がイノベーション・ノルウェーで働き始めたのはほぼ同時期と伺いました。

 
浅田さん(以下、敬称略):もともと日本でガラス作家として活動していたのですが、スウェーデンのガラス学校で勉強した経験があったことから、ノルウェーの個人ガラス工房のアシスタント職の話が届き、2004年に移住しました。その3年後に永住権を取得し、ノルウェーで経理の勉強をしつつ仕事を探していたところ、イノベーション・ノルウェーの求人募集を見つけたのです。2012年のことですね。
 
片山さん(以下、敬称略):私と浅田さんは世界各地に点在するイノベーション・ノルウェーオフィスの経理業務を担当しています。中国、韓国、シンガポール、ロシア、イタリア、そして日本というように、各国の“懐事情”をみながら請求処理や支払い準備といった業務を行っています。
 

──時差もあるでしょうし、ハードワークではありませんか?

 
片山:ノルウェーでは「週37.5時間」という勤務時間が決まっているため、それをクリアすれば基本的にどのような働き方をしてもよいことになっています。「昨日9時間働いたから、今日は6時間で帰ろう」というように、自分の意思で勤務時間を調整することも可能。とにかく1日平均7.5時間働けばOKなんです。
 
浅田:ライフスタイルに見合った働き方を自分で選べるのは、仕事の集中力を切らさないためにもうれしいですね。
 
片山:育休期間も日本とは異なります。育休前と同額のお給料を受け取って49週お休みするか、給料は8割になりますが59週育休を取るか、2つの方法が選べます。ノルウェーでは男性も最大で14週間(当時)の育休を取得できますので、夫と相談しながら自分たちの生活にマッチした子育てのスタイルを選べます。
 

──オスロ在住の方ならではのおすすめスポットを教えてください。

 
浅田:ノルウェーの広大で肥沃な自然を肌で感じてほしいです。30ノルウェークローネ(約500円)あれば地下鉄で郊外の山に直行できますよ。日本の都市部では味わうことが難しい「身近な自然」をぜひ体感してください。
 
片山:私はコンサートやフェスティバルに足を運ぶことをおすすめします。夏になると「Kongsberg」や「Molde」といった大きなジャズフェスティバルがありますし、毎年8月に開催されるオスロ最大の音楽フェス「Oyafestivalen」には国内外のトップアーティストが参加します。1年を通して上質なライブやコンサートに巡り会えるので、オスロを訪れたときはフリーペーパーやウェブサイトでスケジュールをチェックしてみてください。
 
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Innovation Norway

イノベーション・ノルウェー
http://www.innovasjonnorge.no
ノルウェー国内の全地域にオフィスを構えているほか、日本を含む海外30カ国以上に拠点を持ち、ノルウェー企業の海外市場への展開、事業開発等に関するコンサルティングを行っています。