Volume04.2015 Number.05

ノルウェー塩さばで、お弁当をデザインする[ノルウェー水産物審議会]

日本が誇るべき食文化のひとつがお弁当。今回の主役は、ノルウェーの代表的なシーフードであり、日本人にもなじみが深い塩さば。
おいしくて美しいお弁当を作ることで話題の料理人・chiobenさんとの共演でお届けします。

ここ数年、アメリカやヨーロッパをはじめ世界中で巻き起こっているのがお弁当ブーム。StyleNORWAYでは、日本とノルウェーの食文化の融合をテーマに、ノルウェー塩さばを使ったお弁当とサンドを作っていただくことに。オファーしたのは、山本千織さんが主宰するchioben(チオベン)。ファッション誌や広告撮影の場で、今までになかった斬新なお弁当として人気を博し、予約が殺到している話題の料理人です。流行に敏感で食通な女優やモデルたちにもファンが多く、SNSでも美しいお弁当の写真が次々と投稿されています。
「ノルウェーのメジャーなシーフードといえばサーモンという認識だったので、塩さばというお題をいただいたときは意外でした。でも、私にとってもお弁当の材料としても得意分野だったので、早速リサーチ。“どうすればノルウェーらしさが演出できるか”を考えました」
と語る山本さんがキーワードとしてあげたのが“酸味”との組み合わせ。
「ソテーした塩さばに、お弁当にはレモンを、サンドにはバルサミコ酢であえたごぼうとマスタードをトッピングしてみました。お弁当にレモンの輪切りを飾ったのは、自分の中でも新鮮な試みでしたね」
早速お弁当をいただいてみると、さっぱりとしたさわやかな風味が口の中に広がって……うん、とってもおいしい!
「今度は、お弁当に付け合わせとして入れたマッシュポテトと塩さばを一緒に食べてみてください。また違った味になりますから」
確かに!バターがたっぷりと入ったマッシュポテトは、ノルウェー人が好きなこっくりとしたソースにも似ていて、塩さばがまろやかな風味に。塩さばサンドに加えられたごぼうのバルサミコ酢あえも、あるのとないのとでは大違い。このちょっとしたひと手間で、味に奥行きが出せるなんて。
「これとこれを合わせちゃっていいの?という勘違いからイメージをふくらませていくことが多いんです」
この遊び心が、感動のお弁当へとつながっているんだと確信。
「この企画をきっかけに、ノルウェーの食文化について興味が高まりました。塩さばはハンバーグやつみれ、ペーストなどアレンジがしやすいですしね」
ノルウェー塩さばは、脂がのるピークシーズン(9月、10月)に漁獲されるので、とてもジューシー。お弁当はもちろん、食卓の主役としても取り入れて、ノルウェーの冷たく澄んだ海の味わいを満喫してみてはいかが?

<お問い合わせ>
ノルウェー水産物審議会
03-6408-8100
http://www.seafoodfromnorway.jp