Volume06.2016 Number.08

Diversity[ノルウェーのダイバーシティ]

日本のファブリックを使ったエレガントなノルウェーブランド『Norwegian Rain』にフォーカス
日本のエコ素材を使い、機能性とファッション性を両立したアイテムを作っているNorwegian Rain。エストネーション六本木ヒルズ店にて開催されたポップアップストアに合わせて来日した2人に、レインコートへのこだわりや日本とノルウェーのファッションについて聞いてみました。

日本のファブリックを選んだ理由は機能性と“もったいない”の共通意識

「3日に2日は雨が降るベルゲンに住んでいた私たちのライフスタイルに、雨の存在は切っても切れないものなんです」
そう語るのはファッションブランド、Norwegian Rainのディレクターを務めるAlexander Helleさん。レインコートが主なラインナップとなるこのブランドは、彼らの雨に対するこだわりから生まれたと言っても過言ではない。
「ノルウェーで一般的に使われているレインコートは、ビニール製で機能的にもファッション的にもあまり優れたものは無かったんだ。だから、防寒、防水、防風といった機能性にこだわりつつもファッショナブルで自分らしさが表現できるコートを作ろうと思ったのが、ブランドのスタートだった」
「特に、生地は世界中から私たちのクリエーションに合うものを探しました。そうして出合ったのが、日本のリサイクルポリエステル素材。高い防水性と生地の扱いやすさ、それに”もったいない”の精神に興味を持ったのが決め手になりました」
来日のたび東京に1カ月ほど滞在する、デザイナーのT-Michaelさん。彼が感じる日本のファッションは、ノルウェーとは大きく違っていたようだ。
「日本はヨーロッパの国々に比べてファッションを楽しんでいる人がとても多い。たとえばノルウェー人は個性を出すことよりも、伝統的で保守的なスタイルを好む傾向があるんだ。しかし、日本人は自分の個性を伝えるために、ファッションに関して自由でアグレッシブだと感じるよ。それがいちばん興味深いね。それと、洋服のディテールをとても大事にしていると思う。今回、六本木でポップアップショップをオープンしたけれど、そういったファッションに対する彼らの考え方を、直接肌で感じることが出来たので大きなフィードバックに繋がった」
よい出会いの積み重ねが、いいものを生み出す源と語る2人。
「やりたいことは山ほどあるが意味の無いクリエーションはしたくないから、いい出会いまで待つことも大切なんだ」
そう語る2人からは、自身のブランドに対する力強い自信が感じらた。

Norwegian Rain

Alexander HelleとT-Michaelによるファッションブランド。高い防水性と快適性を両立しながらも、都会的でスタイリッシュなデザインのレインコートが印象的。リサイクル素材を使い、おしゃれなだけでなくエコフレンドリーなこだわりも溢れる注目ブランド。撮影時、AlexanderさんはNorwegian Rainのコートを、T-Michaelさんは自身のブランドT-MICHAELを着用。

Norwegian Rainに関するお問い合わせ
UNIT&GUEST 03-3710-3107