イノベーションノルウェー女性CEOが大使館で講演

2016年10月31日

ノルウェーにおける女性リーダーのロールモデルの一人である、イノベーションノルウェーのCEOアニータ・クローン・トローセット氏が、来日中の2016年10月24日(月)にノルウェー大使館で講演を行いました。

 

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左から、内永ゆか子J-Win理事長、アーリン・リーメスタノルウェー王国大使、アニータ・クローン・トローセットCEO 写真: Norwegian Embassy Tokyo

 

アニータ・クローン・トローセット講演会with J-Win

 

今回の講演のテーマは「女性リーダーになること」。企業におけるダイバーシティ・マネジメントの支援を行うNPO法人「J-Win」のメンバーを対象として開催されました。

 

トローセット氏は、IBMの研修生としてキャリアをスタートし、ICT業界で長年活躍してきました。2012~14年にはヒューレット・パッカード・ノルウェー社の社長を務め、2015年にイノベーションノルウェーのCEOに就任。同年11月、J-Winの海外研修に際してオスロで開催されたダイバーシティ・フォーラムで講演をした縁で、今回の講演が実現しました。

 

J-Winのメンバー企業で働く90名余りの参加者は、トローセット氏のキャリアの軌跡や、キャリアへの意識形成、自身の生い立ちや3人の子どもの働く母としての経験、またノルウェーの働き方などについての話に熱心に耳を傾け、講演後は質疑応答が行なわれました。

 

トローセット氏からは参加者に対して、「リーダーになるには必ず幾多もの壁を越えなければなりません。しかし、元来女性も男性も同じ能力を持っており、男性がこれまで長年培ってきたリーダーになる訓練を女性が受けていないだけのことです。ぜひ皆さんも頑張ってください」と、熱いエールを送りました。

 

 

■イノベーションノルウェー/Innovation Norway

ノルウェーにおける産業革新(イノベーション)の推進およびノルウェーの地域産業振興開発の支援を目的として、海外30カ国以上の拠点から、ノルウェー企業の海外市場への展開、事業開発等に対しコンサルティングサービスを行っています。東京事務所はノルウェー王国大使館 通商技術部として、大使館内に設置されています。

 

■J-Win(ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)

日本の企業におけるダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援することを目的に、2007年4月に設立された企業メンバー制の団体で、現在150社あまりが参加しています。業種や業態の枠を超えた女性企業人の相互研鑽の機会を提供し、ネットワーキングの構築を支援することにより、女性リーダーの育成、能力開発を図っています。

 

 

■アニータ・クローン・トローセット氏/Anita Krohan Traaseth 略歴

 

1971年生まれ 既婚(子供3人)

 

学歴:

2003年 BI ノルウェービジネススクール 修士課程終了 コーポレートガバナンス

2005年ハーバード大学 リーダーシッププログラム 証書

2007年マサチューセッツ工科大学 ビジネススクール 戦略とイノベーションエグゼクティブ証書

 

職歴:

1996 – 1999年 アイ・ビー・エム ノルウェー トレーニー (研修生)

1999 – 2000年 コンピュータ・アソシエイツ・ノルウェー セールス マネージャー

2000 – 2002年 オラクル ノルウェー ビジネス開発

2002 – 2005年 デット・ノルスケ・ベリタス 戦略部門 ディレクター

2005 – 2008年 シミュラ・イノベーション株式会社 社長

2007 – 2009年 インテリジェント・クオリティ株式会社 取締役社長

2009 – 2012年 ヒューレット・パッカード・ノルウェー カントリーマネージャー ソフトウェア&サービス

2012 – 2014年 ヒューレット・パッカード・ノルウェー 社長

2014 年- 現在 イノベーションノルウェー CEO

 

著書:

2014年8月 「Good Enough for the ‘bastards’  confessions of a female leader」